自動車で 大阪 方面から
名神高速道路【豊中JTC】→【案内地点】→中国自動車道【中国吹田IC】→【福崎IC】→播但連絡有料道路【出口:福崎南ランプ】→県道23号線【福崎町役場前】→ 県道67号線
自動車で 岡山 方面から
山陽自動車道【岡山IC】→【出口:山陽姫路西IC】→姫路西バイパス→県道411号線【六角橋西詰】→【新六角橋西詰】→県道67号線
全国で唯一「夢」の文字を用いた町名であることから「夢のある町」をキャッチフレーズに
している夢前町(ゆめさきちょう)は、かつて兵庫県南西部、播磨(中播磨)に存在した町で
2006年3月27日に、姫路市に編入合併となるまでは飾磨郡であった。
合併して以降、夢前町は地方自治体としては消滅したが、現在、旧町域は「姫路市夢前町」との広域地名になっている。
地理的には南北25km、東西10km に広がる内陸の町で、町域中央を中国自動車道 南部に山陽自動車道が東西に横断している。
また観光地として、弥勒寺、置塩城跡、塩田温泉、雪彦山、賀野神社などがある。
1955年(昭和30年)7月1日 置塩村・鹿谷村・菅野村が合併して夢前町となる。
2006年(平成18年)3月27日 姫路市に編入され飾磨郡夢前町から姫路市夢前町となる。
(平成の大合併)
林業: 竹炭
農業: 酒米
養鶏(良ちゃんたまご)
手工業: 姫革白なめし革細工
・良ちゃんたまご
・卵せんべい
・ゆめさき豆腐
■雪彦山(せっぴこさん)
夢前町の北端にそびえる山で、標高は915m。日本100景のひとつで、日本の三彦山(新潟県弥彦山、福岡県英彦山)にも含まれています。洞ヶ岳(ほらがだけ)、鉾立山(ほこたてやま)、三辻山(みつじやま)、の三山を総称したものであり、一般的に洞ヶ岳を雪彦山と呼んでいます。いくつかの登山ルートがあり、ハイキングを楽しむ人たちで賑わいます。
■明神山(みょうじんさん)
標高667mの別名「播磨富士」とも呼ばれる山。周囲の山々を従え、王者の風格を備えています。昔、山頂には嶽大明神が奉られていましたが、山頂のお社は参拝するのに道も険しく不便だったため、現在では麓に移されました。
■塩田温泉(しおたおんせん)
姫路市の北の夢前町で、夢前川の中流に位置する塩田温泉。その歴史は古く、江戸時代の書物「播磨鑑」によると約300年前、諸病に効能あると評判になり、近畿、四国各地からの湯治客でにぎわっていたといわれています。
■鮎狩り場(あゆかりば)
大自然の緑に囲まれた夢前川上流にて、思いっきり鮎狩りや川遊びを楽しめます。周辺には鮎狩りが楽しめるスポットが点在しており、楽しんだ後はおいしい鮎料理を堪能できます。場所によってはオートキャンプ場施設、レストラン等を備えるところもあります。
■亀ケ壺滝(かめがつぼたき)
河原口(こうらぐち)より、東の谷8km(徒歩約2時間)の奥地にあり宝歴12年(1762)にまとめられた「播磨鑑」にも明記され、古くから知られていた。(滝高さ約20m、坪深さ約2m、幅約3m)
水が清らかなために、この滝に汚物を投げ入れて汚せば、たちまち水神の怒りを招き暴風雨の災難があるといわれた。この伝承があるために、古くから山之内の各地区から番人が出て滝に汚物が入らないように見守った時期もあった。
■置塩城跡(おきしおじょうあと)
文明元年(1469年)、赤松政則が堅固な山城として築城しました。後期赤松氏の本城で、藤丸城ともいわれ、中世の城としては、全国屈指の名城でしたが、天正五年(1577年)に則房が豊臣秀吉に降伏し、今は城跡のみが残っています。
■賀野神社(かのじんじゃ)
江戸時代には歴代姫路藩主をはじめ農民の信仰が厚く隆昌をきわめた神社です。社殿配置に特色があり、太田・牛岡・貴船・若宮の造りは他に例の少ないものです。
■佐野邸(さのてい)
高い石垣と白い土塀に囲まれた、夢前地域で唯一の武家造形式を残した建築物です。正徳元年(1771年)、藩命によって開墾された新田を代々治めてきた佐野家の邸宅です。昭和63年に町に寄贈され、市指定文化財となっています。
■櫃蔵神社(ひつくらじんじゃ)
暦応三年(1340)に創建され、祭神に豊受姫命・大歳大神・若年大神を祀る神社です。当社拝殿には多数の絵馬が懸けられており、大変貴重なものです。境内には大木が散在して繁っており、中でもいちょうは高さ約30m、幹まわり6.6mの町内一太いすばらしい大樹で、市の天然記念物に指定されています。
■弥勒寺(みろくじ)
天台宗に属し、書写山圓教寺の別名奥の院と呼ばれています。境内には数多くの文化財、寺宝が保有され、四季を通じ徳永四境の地であります。夢前七福神の「布袋尊」も祀られており、特に正月三が日の初詣では数多くの参拝客でにぎわいます。
■夢前七福神(ゆめさきしちふくじん)
第一番の弥勒寺からはじまり、第七番の性海寺まで、町内七ヶ所、それぞれの寺社に七福神が祀られています。正月三が日には、大勢の参拝者が福を求めて七寺を巡ります。
■県立ゆめさきの森公園(けんりつゆめさきのもりこうえん)
姫路市夢前町寺地区に位置し、通宝寺池を中心にして、300m前後の山稜に取り囲まれた緑と水が豊かな里山の公園です。多くの人々に森の大切さを伝えるため、県民のボランティア活動により整備され、里山を体験し、親しみ、学習する様々なプログラムも催されています。
■新庄の桜並木(しんじょうのさくらなみき)
夢前川上流の両岸にソメイヨシノなど、数千本の桜が植えられています。満開時には両岸から川面を覆うように咲き誇り、「西の吉野」とも呼ばれるほどの美しさです。